2016年10月20日木曜日

読書の秋 仕事もしてますが=山梨

いい映画と、いい本に出会うのは・・・そうそうないですね。
一瞬「わーっ」てのはいっぱいあるのですが、・・・年齢的なものもあるとは思いますがね。でも、観たり読んだりは楽しいものです。最近は若い頃に読んだものや遠ざけていたものを読んでることが多いです。
先日は30年ほど前に読んだ「夏への扉」(ロバートAハインライン)をもう一度。いやーやっぱしいいですわ!ストーリー展開の絶妙さに、読後の幸福感は半端ないです、が、なんか変な感覚を思い出してしまいました。なんだろう?なんだろう?と思い悩んで数日した頃、やっと気づきました・・・。当時25歳。再度東京に行き、デザイン事務所数カ所渡りあるいたりして、もうそろそろ山梨に戻ろうか:というところ。バブル初めの株急騰で儲けた小金があったので数ヶ月東京のワンルームマンションで読書と映画館回りの日々。この本を読んだのです。そしてその読後の幸福感を孤独とともに抱えてしまったのでした。読んだ方はお分かりかと存じますが、この本は唯我独尊的な主人公が数奇な運命で素敵な仲間やパートナーに巡り会えるというSF。
そう、私が思い出したのは「寂しさ」だったのです。
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最近では「勝海舟の人生訓(童門冬二さん)」「菜根譚」が良かったです!